2018年11月16日 - スタッフ

『イラストで解説!』ピルの避妊率はコンドームより高い?!

  1. 今回は、「避妊率」のみに焦点を当てて、
    みなさんに正しい知識をお届けしたいと思います。

 

ピルとコンドーム、避妊率が高いのはどっち?

ピルとコンドーム、あなたはどちらがより避妊率が高いと思いますか?

正解は…

文句なしのピルです!!!

この事実、知っていましたか?
なんとなく、と思う方は非常に多いと思います。

実はこの事実、意外にみんなに知られていません。

知られていないというよりは、
日本人のピル普及率は海外に比べてとんでもないくらい低
そもそもピルという存在を知っていても、
ピルを避妊の選択肢にすら入れていない女性が多いのです。
結果、ピルとコンドームを違う次元のものとして考えてしまうのが現状と言えます。

では、それぞれの避妊率について説明していきます。

 

ピルとコンドームの避妊率の違い

コンドーム

指定通り正しく使用すれば、約98%の避妊効果
ただし、手順を守らなかったり、物理的な問題(破損、劣化、外れてしまった等)が発生したりすれば、避妊効果は85%もしくはそれ以下にまで低下。

ピル

飲み忘れなく正しく服用すれば、ほぼ99.7%の避妊効果。

 

 

上の内容だけをみると、ん??どっちもそんなに変わらんやん!
と思うかもしれません。

 

しかしですね…

 

これ衝撃だと思いませんか?
結構社会問題なんです!

 

よって、避妊効果が高い!と言えるのは文句なしのピルなのです。

 

では、もうひとつの観点から見てみましょう!!

 

 

そもそも卵子と精子が出会うから妊娠する

妊娠って、単純に考えると、卵子と精子が出会うから成立しますよね?
では、これをどのような方法でピルとコンドームは防御しているでしょうか?

 

コンドーム

精子が卵子に会いに行けないように、壁で道を塞いで阻止

 

ピル

ピル内服中は排卵しない為、卵子自体存在しない。つまり、出会い以前の問題。

これを読んだら、一目瞭然ですよね!

コンドームは、例え使用者が気をつけていても、そのものの破損や使用時の失敗を考えると、ピルと比べてどうしてもリスクは高くなってしまいます。

そんな訳で、「避妊」という観点で見たら、
文句なしでピルが有効!!!と言えるのです。

避妊率でいうとピル、性病予防ではコンドーム

これはあくまでも、『避妊率』に焦点を当てて考えた結果です!

決してコンドームの評価を下げている訳ではなく、
ピルと比較するとどうしてもリスクの差がでてしまうというだけです。

逆にこれが、『性病の感染予防』に焦点を当てると、コンドームが圧倒的に有効となるのです。

今回の文章を読んで、下記のようなたくさんの疑問点、もってくれたらうれしいです。

・ピルの評価が高いけど、ピルってそんなに気楽に飲んでいいもの?敷居が高すぎる!
・コンドームの正しい使用方法は?
・ピル飲んでる間、卵子(排卵しない)が存在しないってどういうこと?体に悪くないの?
・性病予防にコンドームはどれくらい有効?
これらについて詳しくは、今後のブログで説明していきますね^^

参考資料:
1。女性の健康推進室ヘルスケアラボ:厚生労働省研究班監修http://w-health.jp/delicate/anticonception/
2。日本産婦人科学会 日産婦誌61巻10号