2019年1月19日 - 院長ネルソン

Dr.ネルソンと学ぼう「性病について」

こんにちは! 院長の山分ネルソンです!

女性医学の情報に関して、下記の動画を是非ご参照下さい。

https://m.youtube.com/channel/UCDo7QycwRLdN3wbbQwx_nUw

 

 

今回は、性行為によって起こる病気である「性病」について詳しくお話しします。

 

性病とは、主にセックスの時に性器と性器が触れ合うことにより

感染する病気のことです。

性病は自覚症状がないことも多いので、

病気にかかったことに気づかない人も少なくありません。

最近は性病にかかる患者さんも増えているので、

正しい知識と検査が大切です。

 

 

◇◆1.性病は自分で気付きにくい病気◆◇

性病に対して「性病になったら痛みやかゆみなどの症状があるだろう」

と考えている人もいるでしょう。

性病は、痛みやかゆみなどの症状がないものもあり、

症状があっても気づかないことが多いです。

自覚症状が乏しいため、知らない間にパートナーから移されてしまったり、

自分が相手に移してしまったりすることもあります。

性病は、症状に気づかずそのまま放置してしまうことで、不妊の原因になる病気です。

 

◎予防には定期的な検査を受けることが大切

「性病検査は恥ずかしいから受けたくない」

と感じる人もいるかもしれません。

たとえ、セックスの相手が特定の1人であっても、

性病にならないとは言い切れないのが現状です。

パートナーが、貴女の知らないところで感染してしまっていることも考えられます。

オリモノのニオイが気になる、かゆみがある、痛みを感じるなどの些細な変化に気付いたら、

病院を受診して性病のチェックを受けることが大切です。

パートナーのためにも自分の身を守るためにも、

定期的な性病検査を受けることをオススメします。

 

 

◇◆2.性病はオーラルセックスで感染する◆◇

性病といえば、性器同士の接触をイメージする人も多いのではないでしょうか?

性病は性器同士の接触だけではなく、口を使った前戯などのオーラルセックスから感染します。

たとえば、性器を挿入する行為(いわゆる本番)をしていなくても、

ペニスや膣を舐める行為によって性病になることもあります。

 

◎コンドームの装着で100%性病予防できるわけではない

セックスの際に性器を舐め合う前戯を行うことで、

口から口、口から性器への性病感染の可能性が高くなります。

そのため、「ペニスにコンドームを装着していれば性病を予防できる」とは言い切れないのです。

口を使った性行為も性病感染の原因となります。

日頃からセックスの時にゴムを使っているから大丈夫と安心している人は、

口を介した感染の可能性もあるため、検査を受けて性病チェックをしておきましょう。

 

◇◆3.エイズ以外の病気は早期発見で必ず治る◆◇

先ほどは性病は放置してしまうと「不妊の原因」になるとお伝えしましたが、

エイズ以外の病気は早期発見することで必ず治る病気です。

性病の中には、「のみ薬」を服用するだけで治療ができるものもあるので、

出来るだけ早い段階で治療を行うことが大切になります。

 

◇◆4.主な6つの性病について解説!◆◇

性病は自覚症状が乏しいものも多く、知らない間に感染している人も増えています。

特に、最近では「梅毒」の感染者が増加していることが特徴です。

① クラミジア
② 淋病
③ 性器ヘルペス
④ 尖圭コンジローマ
⑤ 梅毒
⑥ エイズ

 

上記の性病について、特徴や症状などを詳しく説明していきます。

 

①クラミジア

・症状:男性(自覚症状が乏しい)
女性(オリモノの増加、腹痛、セックスの時の痛み)
・潜伏期間:1〜3週間
・治療方法:のみ薬

 

クラミジアは膣とペニスだけでなく、口でも感染することが特徴です。

女性の性病の中では頻度が高く、放置してしまうとお腹の中まで炎症を引き起こしてしまう病気です。

膣から子宮、子宮からお腹、肝臓まで悪化してしまい、

膿や炎症がある場合は、手術をしなければ治療できません。

自覚症状が乏しく、自分では気がつかない間に感染してしまっていることも多いです。

 

②淋病

・症状:男性(排尿時に激しい痛み)
女性(自覚症状がないこともある)
・潜伏期間:3〜5日間
・治療方法:のみ薬や抗生剤の点滴

 

淋病は、排尿時に激しい痛みがあるなど、男性の症状がキツイことが特徴です。

女性は自覚症状がないこともありますが、放置してしまうと不妊の原因にもなります。

悪化すると膣から子宮に侵入し、熱や腹痛などの症状が見られ、子宮外妊娠、流産を引き起こし、

男性の場合は、精子が作れなくなってしまう、無精子病の原因になる病気です。

 

③性器ヘルペス

・症状:ペニスや膣の周りにできる水ぶくれ、陰部全体のピリピリとした痛み、排尿時に染みる痛み
・潜伏期間:3〜7日間
・治療方法:のみ薬と塗り薬(症状が治まらない場合は点滴)

 

性器ヘルペスは、ウイルスが原因で発症する性病ですが、感染しても症状が見られず発症しない人もいます。

性器ヘルペスのウイルスは、一度感染してしまうと体内から消えることはなく、神経節と呼ばれる場所に潜伏し続けることが特徴です。

免疫力が下がった時などに、症状が見られる少々厄介な病気です。

 

④尖圭(せんけい)コンジローマ

・症状:男性(ペニスの周りにイボができる)
女性(膣の入り口や中にイボができる)
・潜伏期間:3週間〜8ヶ月
・治療方法:塗り薬やレーザーによるイボの除去

尖圭コンジローマは、ヒトパピローマウイルスと呼ばれるウイルスに感染することで発症します。

発症には個人差があり、感染しても発症しない人もいます。

ペニスなどの性器の周りに、固そうな尖ったイボができることが特徴です。

痛みや痒みなどの症状は見られません。

 

⑤梅毒

・症状:湿疹や発赤、しこりなど多様な症状が見られる
・潜伏期間:数週間〜1ヶ月
・治療方法:のみ薬

梅毒は、しばらくすると症状が消えてしまうことが特徴です。

特定の症状はなく、様々な症状が見られますが、時間が経つと症状がなくなるため、

治ったと勘違いして放置してしまう人も少なくありません。

放置してしまうと、女性の場合は死産、流産の原因になるだけでなく、

脳や神経まで犯されてしまうため、命に関わる病気です。

病院でも梅毒を疑って診断しなければ、見逃してしまう可能性があります。

梅毒は、採血によって診断が可能であり、早期に治療することでのみ薬で直すことが可能です。

 

 

⑥エイズ

・症状:熱や頭痛などのインフルエンザのような症状
・潜伏期間:6ヶ月〜数十年
・治療方法:のみ薬

 

エイズは、HIVと呼ばれるウイルスが原因で感染します。

感染の原因は性行為だけでなく、注射器の使い回し、産道による母子感染などが挙げられます。

この中でも性行為による感染が、一番多いです。

エイズには特徴的な症状がなく、症状が消えて無症状の状態が数年間続くことが特徴です。

そのため、エイズに感染していることに気がつかず、進行してしまうケースが多く見られます。

一昔前では、「エイズは治らない」と言われていましたが、最近は研究が進み、

エイズを発症させないのみ薬も開発されています。

早期に治療することで、エイズの発症を予防することが可能です。

 

 

◇◆まとめ◆◇

性病は自分だけの問題ではなく、パートナーなど相手にも影響を与えてしまいます。

性病を放っておくことで、不妊などの病気の原因となってしまうため、早い段階で治療することが大切です。

エイズ以外の性病は治すことができるので、自分の身を守るためにも性病検査を受けるようにしましょう!

 

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