2019年2月15日 - 院長ネルソン

Dr.ネルソンと学ぼう「バレンタインは女性にとって危険な日!?望まない妊娠を防ぐ2つの避妊法 」

 

こんにちは! 希咲クリニック 院長の山分ネルソン祥興です。

今回は、バレンタインと女性の妊娠についてお話しします。

もうすぐバレンタインの時期ですが、恋人とのデートを楽しみにしている人も多いのではないでしょうか?

実は、バレンタインと「女性の妊娠」には深い関係があるのです。

バレンタインのデートで恋人と盛り上がり、避妊に失敗してしまうカップルも少なくありません。

 

目次

1.避妊に失敗してしまった時はどうする?

2.避妊をしっかり行う方法

3.予想外の妊娠はバレンタインの終わった後が一番多い

4.バレンタイン後は妊娠中絶手術を望む方も多い

まとめ

 

1.避妊に失敗してしまった時はどうする?

カップルで避妊に失敗してしまう主な理由としては、コンドームのトラブルが挙げられます。

コンドームが正しく装着されておらず、「破けてしまった」「女性の膣の中に残ってしまった」などのトラブルにより、避妊に失敗することがあります。

ゴムが破けてしまったり、膣の中に残ってしまった場合は、妊娠してしまう可能性が高いです。

避妊に失敗してしまった時は、緊急避妊ピル(アフターピル)と呼ばれる薬を飲むことで避妊できることがあります。

 

1-1.緊急避妊ピル(アフターピル)とは?

緊急避妊ピル(アフターピル)とは、性交渉後72時間以内に内服することで、避妊効果が期待できるものです。

緊急避妊ピルには次の2種類がありますが、どちらも100%避妊できるわけではありません。

  • ノルレボ:72時間以内に1回内服、避妊効果85%
  • ヤッペ法:72時間以内に1回、さらに12時間後に1回内服、避妊効果60%

ノルレボとヤッペ法の2種類の方法があり、ヤッペ法の方が料金は安いです。しかし、ノルレボと比べると副作用が強く、吐き気などの辛い症状が見られることがあります。実は、バレンタインの後には、緊急避妊ピルを求めて来院される患者さんも多いです。万が一、コンドームでの避妊に失敗してしまったら、緊急避妊ピルを飲むという選択肢もあるので覚えておいてください。緊急避妊ピルの存在を知らずに、望まない妊娠してしまい妊娠中絶まで至ってしまう人も少なくありません。

 

2.避妊をしっかり行う方法

先ほどは、避妊に失敗した時の対処法をお伝えしましたが、ここでは避妊をしっかり行う方法について見ていきましょう。

避妊をしっかり行う方法としては、次の2つがあります。

①コンドームを正しく使う

②ピルを内服する

それぞれの方法を詳しくお伝えします!

 

①コンドームを正しく使う 

コンドームには正しい使い方があります。

避妊効果をしっかり高めるためには、正しい装着方法を知っておくことが大切です。

コンドームの正しい付け方に関しては、YouTubeの「Dr.ネルソン」チャンネルの動画で詳しく説明してるので参考にしてください。

https://youtu.be/QjAEhCNA01o

 

②ピルを内服する

避妊に失敗しないための方法として、ピルを内服すること。

バレンタインの時期に合わせるのであれば、1ヶ月前からピルを飲み始めると避妊の効果が得られます。

避妊をするための方法として2点お伝えしましたが、自分の排卵日や生理周期を把握しておくことも大切です。

 

2-1.排卵日を把握しておく

妊娠をしやすい時期は、排卵日。

生理予定日が2月の末または3月の頭になっている人は、バレンタインの時期に排卵日が重なっている可能性が高いです。

排卵日は妊娠の可能性が高いため、バレンタインと重なっている場合は、必ず避妊のことを考えて対応するようにしましょう。

 

3.予想外の妊娠はバレンタインの終わった後が一番多い

バレンタインを楽しみ、熱い夜を恋人と過ごした後は、必ず生理が遅れていないか、妊娠していないかを確認しましょう。

予想外の妊娠は、バレンタインの終わった後が一番多いです。

生理が遅れていることに対して、「ストレスが溜まっているだけ」「ホルモンバランスが乱れているだけ」「私は生理不順なだけ」などと思い込まず、必ず妊娠反応を調べることが大切になります。

ドラッグストアで購入できる妊娠検査薬で十分ですので、妊娠しているかの確認はしておきましょう。

 

3-1.妊娠が正常か異常かを知ることが大切

妊娠反応を調べた結果、妊娠してしまっていた場合は、その妊娠が正常か異常かが重要になります。

正常な妊娠の場合は、子宮内で胎児の元となる細胞が成長しますが、異常な場合は子宮の外で成長してしまうことがあるのです。

子宮の外で妊娠してしまうことを「子宮外妊娠」と言います。

子宮外妊娠は、運が悪ければお腹の中で大量出血を起こすなどの症状に陥り、命の危険が高いため、緊急手術が必要になります。

このような事態を防ぐためにも、妊娠検査で陽性反応が出た場合は、必ず病院で正常な妊娠であるかを確認しましょう。

 

4.バレンタイン後は妊娠中絶手術を望む方も多い

バレンタインが終わった後の時期は、妊娠中絶手術の相談に来られる患者さんの数としては、普段の倍近くにも登ります。

環境や準備が整っていない状態で妊娠してしまい、仕方なく中絶を選ぶ方もいることが現状です。

妊娠中絶手術を考えている患者さんの中には、「病院に相談しに行きたいが怒られるのではないか」と怖い気持ちや不安を抱えていらっしゃる人もいます。

希咲クリニックでは、中絶を希望される患者さんに対して基本的に怒るようなことはしません。

ただし、皆さんへのお願いとして、「自分自身でしっかり考えて決断を下してほしい」とお伝えしています。

 

4-1.ご自身で決断された結果が一番正しい答え

予想外の妊娠、そして妊娠中絶……辛い決断ではありますが、私たち医療従事者はあなたの決断を尊重し、100%サポートを行います。

私は妊娠中絶を希望される方に、このようにお伝えしています。

「あなたの決断に正しいとか正しくないとかはありません。あなたの今の生活環境で、今この選択をした方が良いと思って決めたのなら、それが一番正しい答えです。」

希咲クリニックでは、スタッフ一同、あなたの選んだ選択を尊重し、サポートを行っていきます。

 

万が一、予想外の妊娠をしてしまっても、怖がらずに遠慮なく希咲クリニックへ相談にいらしてください。

あなたは孤独ではありません。

 

まとめ

もうすぐバレンタインの時期がやってきますが、バレンタインは非常に妊娠しやすい状況であることを知っておいてください。

バレンタインの素敵な思い出を過ごすためにも、自分の身を守ることを意識しましょう。

もし、予想外の妊娠をしてしまっても、1人で怖がらずに相談にいらしてください。

決して、あなたを責めたりはしません。

 

あなたが決断したことを尊重し、100%あなたをサポートしますので、ご安心ください。

それでは、良いバレンタインをお過ごしくださいね!