2016年11月18日 - スタッフ

性病が不正出血の原因に!?不正出血の原因と性病の関係について

不正出血は、月経(生理)以外の時期に起こる出血のことを指します。

不正出血の原因には様々な病気が考えられますが、「性病」が原因になっていることもあるのです。

性病から不正出血が起こることは、知らない方も多いのではないでしょうか?

今回は、性病と不正出血の原因や関係について詳しくお伝えします!

不正出血はなぜ起こる?

不正出血とは、月経以外に起こる性器からの出血を指します。

女性は毎月の生理によって出血に慣れてしまっていることもあり、生理だと思って見過ごしてしまう方も少なくありません。

生理期間中ではないにも関わらず、出血が見られた場合は不正出血となります。

不正出血の原因

不正出血が起こる原因は、性病による感染症や妊娠、腫瘍、薬による副作用など様々です。

また、女性ホルモンの乱れによって出血する場合もあります。

原因は様々ですが、不正出血が起きているということは、身体の中で何らかのトラブルが起こっていることが考えられます。

女性の中には、「ホルモンバランスが乱れているだけ」と自分で納得して放置してしまう方もいますが、不正出血が見られたら出来るだけ早く受診しましょう。

性病によって不正出血が起こる理由

性病とは、性行為によって感染する病気のことです。

クラミジアや淋菌など様々な病気が挙げられますが、感染を起こすと子宮頸部や膣内で炎症が起きたりすることで出血が見られます。

子宮頸部は内膜が薄くて出血しやすいのです。

このような理由から、性病に感染すると不正出血の症状が見られることがあります。

不正出血がみられる性病の種類は?

性病の中には、不正出血が見られる病気があります。

ここでは、不正出血の症状が見られる性病について詳しく見ていきましょう。

クラミジア感染症

クラミジア感染症は、性行為で感染する病気の一つであり、性病の中では最も多い病気です。

男女ともに無症状であることが多いことが特徴です。

クラミジア感染症は様々なトラブルを引き起こすことでも知られています。

  • 骨盤腹膜炎
  • 不妊症
  • 子宮外妊娠

上記のように、不妊症などの原因にもなるため早期の治療が必要です。

クラミジア感染症の治療は、抗生剤の内服や点滴があります。

淋病

淋病とは、淋菌と呼ばれる菌が性行為によって感染を起こす病気です。

子宮頸管炎を起こし、不正出血やおりものの増加の原因となります。

感染が悪化して腹腔内にまで進行すると不妊症や腹膜炎の原因になることがあります。

淋病の治療は、抗生剤の内服や点滴、注射治療などを行います。

膣トリコモナス

膣トリコモナスとは、トリコモナス原虫と呼ばれる菌による感染症です。

クリーム状の泡立ったおりものや外陰部や膣の強い痛みなどの症状が特徴です。

膣内で炎症を起こしている状態なので、不正出血が見られることがあります。

内服によって治療を行います。

膣カンジダ

膣カンジダは、健康な人の膣内や皮膚にも存在している常在菌であるカンジダが原因の病気です。

性行為だけが原因ではないので、性病とは異なりますが、不正出血が見られることがあります。

酒粕じょうやヨーグルト状のおりものが増加し、外陰部や膣内の強い痒みが特徴です。

抗真菌薬の軟膏や膣錠によって治療を行います。

不正出血が見られたら早めに受診を

女性は生理で出血に慣れていることもあり、不正出血に対しても安易に考えがちです。

不正出血は、ホルモンバランスの乱れやストレスなどが原因で起こることもありますが、性病やその他の病気のサインであることもあります。

出血には個人差があり、同じ性病でも症状が異なるので、自己判断せず病院で受診しましょう。

不正出血の原因をきちんと見極めることが大切

女性の場合、ストレスや睡眠不足など、ふとしたきっかけでホルモンバランスが乱れ、月経が早まって予定外の出血につながることも考えられます。

ただし、不正出血のすべてがホルモンバランスの乱れによるものとは限らず、性病のような病気が隠れている可能性もあるのです。

もし急に不正出血が起こったら、早めに病院を受診して、できるだけひとつひとつ原因をチェックしてもらいましょう。

妊娠の可能性のほか、性病や婦人科系の病気などいろんな検査をしたうえで、当てはまるものがなく、出血以外の異常がなければ、「機能性出血(ホルモンバランスの不調でも起こる、病的なものではない出血)」と診断されます。

正しい診断につなげるためにも、出血時の様子や体調、普段服用している薬などの必要な情報を、診察時にきちんと伝えることが大切です。

普段と違う出血は、性病や妊娠など身体の変化を伝えてくれる大切なサインとなります。気になる症状が出たら、まずは信頼できる産婦人科で診察を受け、必要に合わせてセカンドオピニオンを立てましょう。

参考: