妊娠超初期の症状と気をつけたい5つのこと

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今月の生理が遅れてて、それに眠気や食欲が増して、熱っぽい感じがするんです。生理前の症状がずっと続いているような感じで…。
それは辛いよね。でも、もしかしたら妊娠の初期症状かもしれないよ。
妊娠の初期症状?生理前の症状が続いているだけだと思っていたから、妊娠のサインだとは気付きませんでした。
妊娠にしていたら体調管理も大切になるから、できるだけ早くサインに気づくことが重要なんだよ。

赤ちゃんを希望する人も、そうでない人も、早めに知りたいのが妊娠のサイン。

月経が遅れることで気づく場合がほとんどですが、人によっては月経予定日前から妊娠の兆候が現れることもあります。

早い段階で妊娠がわかれば、アルコールの摂取を避けるといった具体的なケアにもつながりますので、身体が出す妊娠のサインを見逃さないことが大切です。

今回は、妊娠超初期にみられる症状と体調管理の方法についてお伝えします。

妊娠超初期と妊娠初期の違い

妊娠初期と呼ばれる期間には、「妊娠超初期」「妊娠初期」の2つがあります。

妊娠期間によって呼び方が異なります。

  • 妊娠超初期:0〜3週まで
  • 妊娠初期:1〜4ヶ月まで

妊娠超初期の特徴

妊娠超初期とは、0〜3週までの期間のことを指しますが、ほとんどの方は2ヶ月に入ってから妊娠が分かることが多いです。

しかし、中には妊娠超初期の段階で妊娠の兆候を感じる方もいます。

妊娠週数は、一般的に最終月経が始まった日を0週0日として計算します。

0~1週目はまだ月経中であり、当然ながら妊娠の状態にはありません。

2週目以降に起こる排卵の後、卵管内で受精し、受精卵が分割を行いながら子宮に移動しはじめます。

その後、7日程度の時間をかけながら子宮に着床することで妊娠が確定しますが、早い人では、着床が起こる妊娠3週目あたりから妊娠超初期の症状を感じるようです。

妊娠初期

妊娠初期は1〜4ヶ月の期間であり、妊娠が分かる時期でもあります。

超音波検査で赤ちゃんが入っている袋である「胎のう」を確認できたり、臓器や手や顔のパーツなどが作られ始めます。

妊娠初期は流産をしやすい時期でもあり、月経と似たような出血なので気づかないこともあります。

妊娠超初期に見られる身体の変化

精子と卵子が出会って受精しても、着床しなければ妊娠には至りません。

着床後に妊娠を継続させるため、ホルモン分泌にも変化が起こり、その影響を受けて体調や気分にも変化が訪れるのです。

妊娠超初期に起こりやすい症状としては、下記のようなものがあります。

  • 下腹部の圧迫感
  • 胸のハリ
  • 腹痛を伴う下痢
  • 便秘
  • 頭痛
  • 眠気
  • だるさなど

早い人では軽いつわりのような不調が起こったりする場合もありますが、月経前の症状と似ているため、気づかれないことも少なくありません。

着床時に出血が起こることも

割合は少ないものの、着床時に少量の出血がみられる場合があります。

鮮血ではなく、おりもののような粘度のある質感で、サラッとした血液とは異なります。

出血がすぐに収まったときは、妊娠している可能性が考えられます。

逆に、濃い出血が長引いたり、下腹部痛を伴ったりする場合は、何らかのトラブルが起きている可能性も。

月経に慣れていると、つい出血に対して無頓着になりがちですが、いつもと違う出血があれば産婦人科で診察を受けるようにしましょう。

妊娠かも?と思ったら気をつけたい5つのこと

「もしかして妊娠かな?」と思ったら、まずはきちんと診察を受けることが大切です。

妊娠検査薬で確認できたとしても、子宮外妊娠のような異常には気づくことができません。

必ず専門医の診察を受け、状態を確認しておきましょう。

また、妊娠かも?と思ったら体調管理や生活習慣にも注意が必要になります。

ここでは、「妊娠かも?」と思ったら気をつけたい5つのことを見ていきましょう!

①アルコールをやめる

アルコールは赤ちゃんの脳の発育を阻害するリスクが高いため、妊娠かもと思った時点で飲むことをやめましょう。

②カフェインを控える

カフェインは緑茶や紅茶、コーヒーなどに含まれており、摂りすぎると貧血気味になるなどのリスクがあると言われています。

毎日飲む習慣がある方は、ノンカフェインの紅茶やコーヒー、お茶などを利用するようにしましょう。

③たばこをやめる

タバコは流産や低出生体重児のリスクが高くなります。

赤ちゃんの健康のためにも禁煙することが大切です。

また、お母さん自身の喫煙だけでなく、受動喫煙も危険なので、パートナーが喫煙者の場合は協力してもらいましょう。

④風邪などの感染症に注意する

妊娠中は免疫力が低下するため、風邪やインフルエンザなどの感染症にかかりやすくなります。

お母さんが感染症にかかってしまうと、お腹の中の赤ちゃんにまで影響してしまうものもあるので、普段以上に予防に努めましょう。

⑤薬の服用は医師に相談する

妊娠中に薬を服用すると、お腹の赤ちゃんに影響を及ぼすことがあります。

市販薬や処方箋をもらうときは、妊娠していることを必ず伝え、医師に相談するようにしましょう。

妊娠のサインを早めにつかんで適切なケアを

希咲クリニック院長ネルソン

妊活中で妊娠が待ち遠しい人も、望まない妊娠に戸惑う人も、身体の変化は同じように起こります。

どんな場合でも、母体の健康管理が第一です。妊娠期間を健康に過ごすためにも、身体から出されるサインを見逃さず、自分自身で健康管理をきちんと行いたいですね。

妊娠かも?と思った時点でアルコールをやめるなど、体調管理にも注意することが大切です。

少しでも気になる症状があれば、すぐに産婦人科に相談することをお勧めします。

参考:

この記事を書いた人

山分 ネルソン 義興
山分 ネルソン 義興医療法人志希会 希咲クリニック院長
大阪の中心からほど近い十三にある「希咲クリニック」の院長として、女性の医学と予防に努めています。マレーシア出身で使用言語は、英語・中国語・マレー語・日本の4ヶ国語。

産婦人科専門医として、「正しい医学知識を伝えたい」との思いからメディアやイベントを開催するなど医師以外の分野でも活躍中です!
産婦人科専門医・日本薬剤師免許・日本抗加齢医学会専門医