生理中のダイエットが痩せないのはなぜ?生理中の過ごし方を解説!

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生理中のダイエットは「痩せない」「意味がない」などと言われています。

生理中に痩せないと言われる理由には、生理の周期が深く関係しています。

女性の体と心は、生理の周期・女性ホルモンのバランスによって大きく左右されるのです。

今回は、生理中のダイエットが痩せにくいと言われる理由と生理中の過ごし方について詳しく解説します!

生理周期と身体の変化

女性の身体には、生理周期と呼ばれるものがあります。

生理が来て終わり、排卵をしてまた生理が来る…このような一定の周期に沿って身体の中では変化が起こっているのです。

生理周期には、大きく分けて4つの期間があります。

  1. 月経期
  2. 卵胞期
  3. 排卵期
  4. 黄体期

上記の期間中の身体の変化とダイエットに適切なタイミングについて、詳しく見ていきましょう!

①月経期…生理が始まった日から約1週間

月経期とは、生理が始まった日から約1週間の期間のことを指します。

この間は、女性ホルモンであるエストロゲン・プロゲステロンは共に一定となっています。

ダイエットはひと休みして、ボディケアをしましょう。

②卵胞期…生理終了〜排卵前

卵胞期とは、生理が終わって排卵する前までの期間のことです。

この時期には、エストロゲン分泌量が増加します。

ダイエットをスタートするならこの時期がベストなタイミング!

③排卵期…排卵日前後3〜5日間

排卵期は、排卵が起こる前後の3〜5日間のことを指します。

この時期には、プロゲステロンの分泌量が増加。

ダイエットは少しずつペースダウンしていきましょう!

④黄体期…排卵終了〜次の生理

黄体期は、排卵が終了して次の生理が来るまでの期間です。

エストロゲンの分泌量が低下していきます。

この時期は、食欲の増加に注意しましょう!

一番太りやすい時期はいつ?

女性 考える

生理中って痩せにくくて太りやすいって聞くんだけど、太りやすい時期ってあるの?
生理周期の中でも一番太りやすい時期は、「黄体期」と呼ばれる期間なんだよ。この時期に太りやすい理由は、女性ホルモンの分泌量が影響しているんだ。

女性ホルモンは卵巣から分泌されていることもあって、生理と関係の深いホルモンです。

女性ホルモンには、下記の2つがあります。

  1. エストロゲン
  2. プロゲステロン

ここでは、2つの女性ホルモンの働きについて見ていきましょう!

1.エストロゲン(卵胞ホルモン)

1つ目は、エストロゲン(卵胞ホルモン)です。

女性らしさを司るホルモンとも呼ばれており、排卵日あたりに多く分泌されます。

作用としては、下記のようなものがあります。

  • 皮膚や髪にハリや潤いを与える
  • コラーゲン合成を促進する
  • 乳房の発育を促す
  • 安定した精神を保つ

女性らしさを司ると言われているだけあり、女性の魅力を引き出すお手伝いをしてくれる作用があります。

2.プロゲステロン(黄体ホルモン)

2つ目は、プロゲステロン(黄体ホルモン)です。

妊娠に備えるホルモンでであり、排卵後から生理が始まるまでに多く分泌されます。

作用としては、次の通りです。

  • 体に水分を溜め込む働きがあり、むくみやすくなる
  • 皮脂分泌を促す、肌荒れや吹き出物を引き起こす
  • イライラや憂鬱、精神を不安定にする

エストロゲンとは異なり、イライラや憂鬱な気分など不快な症状を引き起こすことが特徴です。

黄体期はエストロゲンが減少し、プロゲステロンの割合が多くなってしまうので、食欲が増したり、痩せにくい状態に陥りやすいのです。

生理中はどうやって過ごすのがベスト?

スケジュール

ダイエットしたいのに生理中に太ってしまうなんて…。ダイエットを続けるためにはどうしたら良いの?

女性は女性ホルモンの影響を受けやすいため、ダイエットも思い通りに進まないこともあります。

ここでは、生理周期に合わせて、ダイエット中の過ごし方について見ていきましょう!

月経期は冷えに注意

月経期は基礎体温が低くなり、血行不良や冷えが起こりやすい時期

体を温める食事・睡眠やシャワーでなく湯船につかるなどを意識し、ストレスを溜めないようにリラックスした時間を過ごすのが大切です。

ダイエットに関しては、痩せるというよりも今は体重を増やしすぎないと意識するのがおすすめ。

卵胞期は痩せやすい!

生理が終了すると痩せやすい時期がやってきます。

この時期は普段よりも運動量を増やすことがおすすめです。

特に排卵日直前は、筋肉量が増えやすいホルモンバランスとなっているので、いつもの運動に加えて筋トレを取り入れてみると効果的です。

食事については、過度な食事制限はせずに3食バランスよくしっかりと食べ、間食はなるべく控えるようにしましょう。

間食を制限することで、運動した分の脂肪燃焼効果がより期待できます。

排卵期は効果が出にくい

この時期もダイエットの効果が出づらくなってきます。

運動を頑張ってもなかなか効果が出ず、かえってストレスになってしまうかもしれません。

あまり無理をせず、体重がリバウンドしない程度の運動にとどめておきましょう。

痩せやすい時期よりも走る距離を減らす、ランニングをウォーキングに変えるなど、少しひかえめな運動に変更するのがおすすめです。

食生活は引き続き、三食バランスのいい食事を摂るように心がけましょう!

黄体期は食べ過ぎに注意!

生理前の黄体期の時期になると、体が脂肪や水分を蓄えようとします。

マッサージを行う、むくみを悪化させる塩分の多い食事を控えるなどの方法でむくみ対策をするのがおすすめです。

また、食欲のコントロールも効きにくい時期になっています。

低カロリーで糖質や塩分は控えめのものにするなど、意識して心がけましょう!

また、適度に間食をとることで、食べ過ぎなどを未然に防ぐことが大切です。

生理中のダイエットは無理をしない程度に

女性のカラダは、ささいな変化でも女性ホルモンのバランスが乱れてしまいます。生理不順を引き起こしたり、最悪の場合は生理がとまってしまう可能性も。。。ダイエットに取り組むなら、生理周期や心身のバイオリズムを意識して無理なく行い、健康的な生活を心がけることが大切です。

生理中のダイエットは無理をせず、身体をいたわりながら過ごしましょう。

生理に関する悩みは相談しよう

生理期間中は、生理痛や不快な症状でお悩みの方もいるかもしれません。

また、生理前の頭痛やイライラなどの不快な症状で悩まれる方も多いです。

生理は女性にとって大切な身体のサイクルですが、薬などを使ってコントロールや改善することもできます。

大阪・梅田からすぐの淀川区の十三にある希咲クリニックでは、生理など女性のトラブルに関するお悩み解決のサポートを行なっています。

1人で悩まず、まずは気軽にご相談にいらしてください。

この記事を書いた人

山分 ネルソン 義興
山分 ネルソン 義興医療法人志希会 希咲クリニック院長
大阪の中心からほど近い十三にある「希咲クリニック」の院長として、女性の医学と予防に努めています。マレーシア出身で使用言語は、英語・中国語・マレー語・日本の4ヶ国語。

産婦人科専門医として、「正しい医学知識を伝えたい」との思いからメディアやイベントを開催するなど医師以外の分野でも活躍中です!
産婦人科専門医・日本薬剤師免許・日本抗加齢医学会専門医