子宮ガン検診の内容や費用は?知っておきたい基本知識

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市や自治体から「子宮ガン検診のお知らせ」が届いて検査に行ったことがある方もいるでしょう。

これから検査を受ける予定の方は、検査内容や費用などが気になる方もいるかもしれません。

今回は、子宮ガン検診を初めて受けられる方やこれから受ける予定のある方に向けて、検査内容や費用について詳しくお伝えします!

子宮ガン検診の種類

子宮ガン検診には、次の2つの種類があります。

  • 子宮頸ガン
  • 子宮体ガン

検診の種類によって検査内容や費用などが異なります。

まずは、子宮ガンの種類について詳しく見ていきましょう!

子宮頸ガン

子宮頸がんとは、子宮の入り口にできるガンです。

初期では無症状のことが多く、進行するにつれて不正出血などの症状が出てきます。

子宮頸がんの多くは、性行為によるHPV(ヒトパピローマウイルス)の感染が原因とされています。

一度でも性交経験があれば誰にでも感染する可能性があります。

性交開始後なら若年でも発症する為、20歳代〜30歳代が多く診断されています。

また、妊娠・出産回数が多い人ほどなりやすいといわれています。

子宮体ガン

子宮の奥にあたる体部のうち、内膜にできるガンです。

比較的初期から月経とは無関係の出血を見ることも多く、不正出血での発見が多いです。

40歳代後半から発症が増え、閉経を迎える50歳代から60歳代で発症率が最も高いといわれています。

不規則な月経、無月経や排卵異常がある、また妊娠や出産の経験がない人がかかりやすいといわれています。

子宮ガン検診の内容

子宮ガン検診の内容は、主に子宮の細胞を採取してガンがないかを確認します。

子宮頸ガン、子宮体ガンのそれぞれの検査方法について見ていきましょう。

子宮頸ガンの検査方法

ブラシやヘラで子宮頸部を優しく擦り、細胞を採取します。

痛みはほぼなく短時間ですみます

子宮体ガンの検査方法

膣から子宮内に細いチューブやブラシのような器具を挿入して子宮内膜の細胞を採取します。

個人差はありますが、細胞を採取するときに痛みを感じる場合があります。

また、検査の後に茶色っぽいおりものや出血することもあります。

子宮ガン検診の費用

大阪市では2年に1回大阪市の子宮ガン検診(子宮頸ガン)を行なっております。

大阪市に住民票がある方(子宮頸ガン)

こちらは、大阪市に住民票があり、症状のない20歳以上の方が対象です。

検査費用(400円)+郵送代(100円)合わせて500円で受けていただけます。

今年度は昭和偶数年平成奇数年生まれの方が対象ですが、昨年度に検査を受けていない方も受けることができます。

大阪市以外に住民票がある方(子宮頸ガン)

大阪市以外に住民票がある方でも子宮頸がん検診を受けることができます。

その場合の費用は、5,400円になります。

子宮体ガン検診の場合

子宮体ガン検診は自由診療で行なっており、8,640円で受けることができます。

家から希咲クリニックまで遠くてなかなか行けない方は、自由診療の検査結果を郵送することもできますので、一度ご相談ください。

子宮ガン検診に関する疑問を解決【Q&A】

ここでは、子宮ガン検診に関する疑問について解決していきます!

Q1.子宮ガン検診はどれくらいの間隔で受ければ良い?

A1. 2年に1回の間隔で受診されるのが望ましいとされています。

子宮頸がんは一般的にゆっくり進行するので、ガンの状態になるまで2〜3年の時間がかかると言われています。

そのため、2年に1回の受診でも有効とされるデータもあるため、2年に1回の頻度で受診されることを推奨しています。

Q2.恥ずかしくてガン検診に行けません

A2.看護師やスタッフは女性なので、不安があればご相談ください。

「子宮ガン検診は恥ずかしい」とお考えの方もいらっしゃるでしょう。

でも、実際は20代、30代の若い世代に多く見られるため、早期発見を行うためにも検診が重要になります。

もし、検診に対して不安や疑問があるときは、希咲クリニックの女性スタッフにお気軽にご相談ください。

Q3.検診の日程と生理が被ってしまいました。検査は受けられますか?

A3.生理中は正確な結果が得られないこともあります。

検診の日程と生理が被ってしまった場合は、日程を変更されることをオススメします。

生理中でも検査は実施できますが、正確な結果を得られない可能性があります。

検査当日に生理が始まった場合などは、気軽にご相談ください。

Q4.検診当日はどのような服装が良いですか?

A4.服装の指定はありません。

ガン検診当日の服装などの指定はありません。

検査時は、下着を取った状態で内診台に上がっていただきますので、脱ぎ着がしやすい服装が良いでしょう。

子宮ガン検診は定期的に受診しましょう

子宮ガンは若い世代にも多く見られる病気の一つです。

ガンは怖いイメージをお持ちの方も多いですが、早期発見することで完治させることも可能です。

子宮ガン検診は1回ではなく、定期的に受診するようにしましょう。

大阪市内にお住いの方で今まで一度も検診を受けたことがない方や、対象の生まれ年の方はお安く受けることができますのでこの機会にぜひ、受けてみてください。

大阪・梅田からすぐの十三にある希咲クリニックでは、子宮ガン検診や女性の身体に関する相談をお受けしています。

 

 

この記事を書いた人

山分 ネルソン 義興
山分 ネルソン 義興医療法人志希会 希咲クリニック院長
大阪の中心からほど近い十三にある「希咲クリニック」の院長として、女性の医学と予防に努めています。マレーシア出身で使用言語は、英語・中国語・マレー語・日本の4ヶ国語。

産婦人科専門医として、「正しい医学知識を伝えたい」との思いからメディアやイベントを開催するなど医師以外の分野でも活躍中です!
産婦人科専門医・日本薬剤師免許・日本抗加齢医学会専門医