人工妊娠中絶の手術方法

人工妊娠中絶の手術には2種類の方法があります。

子宮の内容物を掻き出す「搔爬(そうは)法」と吸引器で吸引して取り出す「吸引法」です。

2つの方法がありますが、手術方法によって後遺症や感染症などの差がでることはありません。

中絶手術を行なっているクリニックや病院では、搔爬(そうは)法で実施されることが多いです。

人工妊娠中絶の手術方法の違い

搔爬(そうは)法は、特殊なハサミのような器具を用いて、子宮内の内容物を掻き出します。

一方、吸引法は機械を使って金属棒を子宮内に入れ、吸引圧によって子宮の内容物を吸い出す方法です。

一般的な手術では、搔爬(そうは)法で行われることが多く、吸引法は胞状奇胎など特殊な手術で使用されることがあります。

搔爬(そうは)法によるメリット・デメリット

  • ◎メリット:感染などのトラブルを起こしにくい
  • △デメリット:子宮筋腫など子宮が変形

搔爬(そうは)法は、シンプルな器具を使って子宮内の内容物を掻き出す方法なので、感染などのトラブルのリスクが低いことが特徴です。

ただし、子宮筋腫などの病状により子宮が変形している場合は、手術時間が長くなってしまうなどのデメリットもあります。

吸引法によるメリット・デメリット

  • ◎メリット:手術時間が早い
  • △デメリット:器具の洗浄・滅菌に手間がかかる

機械を使った吸引法は、搔爬(そうは)法に比べて手術時間が早いことが特徴です。

しかし、器具の洗浄や滅菌などに手間がかかり、正確に滅菌されていないと感染症を引き起こすリスクがあります。

人工妊娠中絶の手術、搔爬法と吸引法どっちが良いの?

中絶手術には2つの方法があるとお伝えしましたが、どちらが良いなどはありません。

妊娠週数や子宮の状態などによって手術方法は異なります。

まずは、自分の妊娠した身体の状態を正しく把握しておくことが大切です。