中絶手術の痛みや腹痛について

人工妊娠中絶の手術には痛みを伴うことがあります。

痛みに関しては麻酔を使用して緩和することもできるので、痛みが心配な方は気軽にご相談ください。

中絶手術に伴う痛み

中絶手術に伴う痛みとして、主に下記の2つの場面が挙げられます。

  • 中絶手術の前処置
  • 中絶手術後の痛み

痛みの感じ方には個人差がありますが、出産経験がない方は前処置で痛みを強く感じる場合があるようです。

痛みに関しては、麻酔や鎮痛薬によってコントロールが可能なので、我慢せず相談してください。

中絶手術の前処置

中絶手術には、子宮の中に器具を入れて掻き出す「搔爬(そうは)法」と呼ばれる方法や専用の器具を吸引機で吸い出す「吸引法」のどちらかの方法で行われます。

これらの操作を行うために、子宮の入り口を広げるために、ラミナリア稈と呼ばれる細い棒状のものを子宮口に挿入します。

ラミナリア稈は、海藻でできているため水分を吸収しながら少しずつ膨張して子宮口を広げていきます。

子宮口を広げる処置なので、出産経験のない女性の方が痛みを強く感じると言われています。

中期中絶の手術では胎児がある程度育っている状態なので、人工的に陣痛を起こして分娩という形で手術を行います。

中絶手術の術後の痛み

中絶手術中は麻酔が効いているため痛みを感じることはありません。

麻酔が切れた時に、子宮が元の大きさに戻ろうとする時に起こる「収縮痛」がみられます。

子宮の形などによっては痛みが強く出ることもありますが、時間の経過とともに治ってきます。

痛みの感じ方には個人差がありますが、生理痛程度の痛みと言われています。

中絶手術に伴う痛みへの対応

中絶手術には痛みを伴う処置もあるため、不安な方もいるかと思います。

手術前の処置では麻酔を使用したり、術後は痛み止めなどを使用して痛みを緩和することもできます。

ただし、中期中絶の場合は人工的に陣痛を起こして分娩を行うため、痛みを伴います。

痛みが心配な方は我慢せず、遠慮なく相談してください。