東大阪市学校園保健研究大会で記念講演をさせて頂きました。

1月19日

 

東大阪市で開催された

学校園保健研究大会にて、記念講演をさせていただきました。

 

今年、第57回となる歴史ある大会で、

東大阪市の小中学校や幼稚園などの保健に関わる方々が集まり

児童・生徒さんの健康面に関する課題解消やさらなる進展を目指した研究大会です。

 

園や学校それぞれの健康にまつわる取り組みの発表もされるということで

私も自身の出番より少し早めに行って、拝見させて頂きました。

 

取り組みの発表も素晴らしくて、

子ども達の可愛らしい姿も見ることができて、参加できてとても楽しかったです。

また、こんな風に園や学校の先生方が

子ども達の健康のために取り組んでいるんだということが改めて分かり、

私自身も子どもを持つ親として、東大阪市での取り組みが羨ましくも感じました。

 

 

私が担当させて頂いた記念講演では

「子どもの安心に繋がる性教育実践」

と題してお話させて頂きました。

 

今回大会に参加されている方々が

主に養護教諭の先生や、園や学校の管理職の先生方とのことです。

 

まさに子どもに一番身近に関わる大人として

性教育の大切さを知って欲しい。

そして、身近な大人として子ども達が安心して頼れる先となって欲しい、

そんな思いでお話しました。

 

性教育はつい、「やりにくい」「難しい」と感じてしまいがちです。

ただしその前に、

自分自身が性教育というものをどう認識しているのか。

誤解や偏見の上で考えてしまっていないか。

改めて自分自身の考え方に目を向ける機会になっていたら幸いです。

 

それぞれの中にある「やりにくさ」が少しでも解消され、

「ちょっと性教育やってみようか」「意識してみようか」と

思っていただけたのなら、

まずは大人側が、性教育に対するポジティブな認識や態度を持っているだけで、

救われる子ども達は必ず居ます。

 

性教育は人権教育とも言われます。

 

知識を与えることだけが性教育ではないけれど、

あらゆる知識を無視していては大切なことが伝わらない。

 

知識→人権、人間関係 に繋げていくことこそが

性教育だと思っています。

 

 

今回、このような場でお話しできる機会を頂けたこと、誠に感謝致します。

ありがとうございました。